種子を集める : 地域性苗を種子から育てる

緑化をするとき、地域の遺伝子をもつ苗を使おうという動きが
日本全国で始まりつつあります。しかし、まだまだそれぞれの地域の「地域性苗」の生産はわずかです。
中央緑地では自分たちで採ってきた種子から苗を育てて森に植えます。

種子を集める

種子の採取

  • ドングリなど地面に落ちる種子を拾い集めます。
  • 高い位置に種子をつけるものは、棒などを使って採ります。

写真:種子の採取 1写真:種子の採取 2

種子調整の方法 — 水選 (ドングリなどの果肉の無い大きな種子)

  • 水につけて浮いてきたものは取り除きます。沈んだものは殺虫のために1週間ほど水につけてから取り出します。
  • 写真:種子調整の方法 — 水選 (ドングリなどの果肉の無い大きな種子)
    1. 水につける。
    2. 浮いたものは取り除く。
    3. 1週間程度水につける。

種子調整の方法 — 風選 (カエデの仲間など種子に翼やさやがついたもの)

  • 種子に翼やさやがついている種子は乾燥させて取り除きます。翼やさやは種子よりも軽いので息を吹きかけるだけで分別できます。
  1. 2日ほど乾燥させる。(風乾)
  2. 袋に入れてもむ。
  3. 息を吹きかけて余分な翼やさやを飛ばしたり、ふるいにかけるなどして種子のみを選別する。

写真:種子調整の方法 — 風選 (カエデの仲間など種子に翼やさやがついたもの) 1写真:種子調整の方法 — 風選 (カエデの仲間など種子に翼やさやがついたもの) 2写真:種子調整の方法 — 風選 (カエデの仲間など種子に翼やさやがついたもの) 3

種子調整の方法 — 果肉水洗 (サクラなど種子に果肉のついたもの)

写真:種子調整の方法 — 果肉水洗 (サクラなど種子に果肉のついたもの)

  • 果肉には発芽を妨げる成分を含むものがあるので、取り除きます。数時間~数日水につけると、果肉が柔らかくなり、手などで取り除きやすくなります。
    1. 水につける。
    2. 手でつぶしたりして果肉を取り除く。

    写真:種子調整の方法 — 果肉水洗 (サクラなど種子に果肉のついたもの) 1写真:種子調整の方法 — 果肉水洗 (サクラなど種子に果肉のついたもの) 2写真:種子調整の方法 — 果肉水洗 (サクラなど種子に果肉のついたもの) 3