尼崎21世紀の森は「手づくりで育てる」
森になるのには長い年月が必要です。
途中で失敗や思わぬ方向へ進むことがあっても、その過程を楽しみ、学びながら、みんなで森づくりを行います。

◆尼崎鉄工団地で緑化活動してます!

尼崎鉄工団地協同組合のご協力を得て、小規模工場の緑化の第一歩として、尼崎鉄工団地協同組合駐車場の緑化活動を始めて4年になりました。ドングリから育てたアラカシ、ウバメガシ、コナラなどの苗も育ち、トレリスにはアケビやルリマツリが育ち、彩りを添えるようになりました。今や、この組合駐車場での壁面やすき間の緑化手法が鉄工団地の工場の緑化に拡がりつつあります。毎月、原則第1土曜日に組合事務所や駐車場で活動していますので、興味のある方はぜひご参加ください。

駐車場と道路の境界緑化(ミカン類によるポット緑化)

◆すき間緑化から広がるみどりのまちづくり!

森部会では、どこの家庭や工場にもある「すき間」を利用してした「すき間緑化」を進めています。
「すき間緑化」は、誰でもどこでも簡単に楽しくできる緑化方法で、すこしでも環境にやさしい緑の尼崎づくりをすすめたいと考えています。このため、「すき間緑化」を広く知ってもらう市民フォーラムの開催や京都府立大学を訪ねての講習会と事例見学会などの活動を行ってきました。
今後も、尼崎鉄工団地でのモデル緑化を進めるとともに、寺町で尼崎市の歴史と緑について語る会などの活動を計画しています。

◆いろんな団体とつながっています!

森部会では環境問題に取り組むさまざまな市民団体・地元地域の 団体と連携しながら「みどり豊かな尼崎」づくりをめざしています。まずは森のクラフトなどの環境学習を様々なイベントで行うことで、 子ども達に自然の大切さやおもしろさを伝えることから始めようと、 メンバーがアイデアを企画し活動しています。

2008年9月14日水辺まつり